Posted: 2014.11.10 (Mon) by royal9952 in
イベント
富岡製糸場
国指定史跡「国指定重要文化財」

明治5年創業から140年たち、操業停止
昭和62年から26年ほどたった今、壮大な建物は毅然とした存在感を残している。


フランス人技術者に作り方を教わって瓦職人により焼き上げられたレンガが、建物をしっかり支え、木骨レンガ造りの壮大な建物は、かって日本が開発した生糸の大量生産技術を一部の特権階級のものであった絹を、世界中の人々に広め、当時世界大規模を誇った「富岡製糸場」
平成26年「2014年」ユネスコ世界遺産に登録されました。

特に印象に残ったのは当時の女工さん「工女」の写真。写真の写真なのでだいぶぼけていますが、140mもの長さの繰糸場にはかま姿の女工さんが、並んだすがたは、圧巻です。


古布に興味のある方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか、140年たってもびくともしない、この異国風の建物を見るだけでも、絹か盛んだった時代に想いをはせることができます。
時代の流れとは言え、個人的には新素材もいいですが、繭が作り出した魅惑の糸「絹」
つややかで、しなやか、真珠色に輝く昔の絹に出会うと、もしかして、ここで、作られたかも知れないと思うと
ちょっと感慨深いものがあります。